変異性劇症膠原病とジスロマックでクラミジア治療

漫画家手塚治虫氏の作品『ブラックジャック』に出てくるピノコが作った病名に、変異性劇症膠原病があります。
実際の医療の世界で存在が確認されている疾病ではありません。
そもそも、変異性劇症膠原病というのは、『銀河英雄伝説』の登場人物であるラインハルト・フォン・ローエングラム皇帝の死因となった病名なのです。
いままで罹患例もなく、あくまでも物語の中での架空の病気なのです。
変異性劇症膠原病の症状としては、発熱と消耗を何回も繰り返す、との設定がなされています。
実在する膠原病も、実のところ、一般的に広く知られている病気ではありません。
初期症状も、人によってさまざまです。
ベテランの医師ですら、風邪やその他の病気と誤認してしまうことがあるほどです。
とはいえ、共通した初期症状はありますので、いつもと違う症状が長引く場合は、膠原病の可能性をも考慮しておいたほうが安全です。
たとえば、37度前後の微熱が続く、関節の中から突き上がってくような痛み、発疹や紅斑の出現、手足や指のしびれなどといった症状が続くときは要注意です。
代表的な性病であるクラミジア感染症の治療には、ジスロマックが有効です。
ジスロマックは、病原微生物が育つのに必要な蛋白質が作られるのを阻害する抗生物質なのです。
つまり、病原微生物に直接作用して死滅させるのはでなく、その増殖をセーブするように働くのです。
他の抗生物質では効果のない病原微生物が出現してからも、その病原微生物によって発症した感染症の治療薬として、ジスロマック大いに力を発揮しています。
また、ジスロマックは他の抗生物質に比べ、副作用が少ないという特徴を持っています。
子供から大人まで服用できますので、クラミジア感染症のみならず、いろんな場面で治療に役立っています。

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